日本スキンケア協会が認定するスキンケアアドバイザーは、とても信頼度が高い資格です。取得を目指すのはエステティシャンや化粧品販売員が多いと思われがちですが、皮膚に関する分野で活躍している看護師も少なくありません。まずスキンケアアドバイザーとは、肌トラブルを抱えている人や、いつまでも若々しい肌でいたいと願う人に、それぞれに適したスキンケア方法や化粧品の選び方などを伝えられる人のことを指します。そのため、幅広い世代から求められる存在であり、転職にも有利に働くのが魅力です。
たとえば、皮膚科に訪れる患者さんのなかには、薬品や医療用具により皮膚トラブルを抱えている人もいます。そうした患者さんを包括的に看護する皮膚科看護師にとっては、欠かせない知識となるでしょう。そして、美容皮膚科や美容クリニックで働く看護師にとっても、お客さんのの肌状態を把握し、適切にアドバイスすることでさらなるスキルアップにつながるかもしれません。
この資格は不規則なシフトになりやすい看護師でも、取得しやすいのがメリットといえます。通信講座で受講期間は最短2週間、最長6ヶ月で取得することが可能です。空いた時間を利用しながら、自分のペースで学習を進められます。テキストは、医師や大学教授が監修したオリジナルの教材です。実際の医療現場で活かせる知識が詰まっているので、看護師ならイメージしながら理解できるでしょう。資格試験は受講と課題のレポート提出を併せたもので、正解率が7割以上で資格が取得できます。